初めまして
変わり者の雑記
私は自分が好きだ。
というと語弊があるが、正確に言うと「自己理解」の作業が好きだ。
何かを理解する時、そこに”実感”が伴う時の快感といったらない。
さらに理解の対象が「自分」であった時、その”実感”の精度は限りなく高くなるのだ。
私にとって「自己理解」の作業というのは、究極の”実感”という快感をお手軽に得ることができるうえ、「変わり者」の自分を社会に適合させることもできる、まさに一石二鳥の趣味なのである。
また一方で、興味の対象が限りなく自分に向いていることとは裏腹に、自分の中の感覚、理論に他人が共感したという事実もまた、たまらなく嬉しいものである。
なんとも矛盾した話だが、「この私」が存在する以上、この不思議な感覚への賛同者を探さずにはいられない。
しかし、「変わり者」と言われ続けた私の経験に、感覚世界に、共感など生まれ得るものなのだろうか。
そんなことを考えているうちに、妙案が思いついた。
この世には自分と似た形の脳みそを持った人間がいるらしいのだ。
彼らはマイノリティであるが故、この現象には「発達障害」という名前がついている(ついてしまっている?)
カテゴライズされているのなら活用してしまえ。
そんなこんなで、発達障害に関する雑記ブログというようなものを、しばらく続けてみようと考えた所存である。
第一目的は自己理解を進める上でのアウトプットであるが、ほんの少しでも共感を提供できたり、あわよくば発達障害で生きづらさを抱える方々のヒントになればと切に願う。